kuruma天動説

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help リーダーに追加 RSS 富士山

<<   作成日時 : 2008/11/26 10:35   >>

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富士山というのは
平安時代の竹取物語にも出てくる
日本古来から親しまれた霊峰であるが
「現在」の静岡県の富士山は
1707年に最後の大噴火を起こして
今の形になって冷え固まっている

溶岩の中に含まれた気泡が
潰れる前に固まった溶岩洞穴が
あちこちに100も残っていると言われている

「万葉集にも出てくるし
百人一首にも出てくる
東海道五十三次にも出てくるし
江戸の浮世絵にも出てくる
富士山という山は
古代日本中に一杯あったんじゃないかしら
それの一番でっかい
一番新しい山が
この富士山だと考えると
日本列島あちこちを回る旅って
すごく興味深くなるじゃない
昔の富士山
昔の都
昔に生きた人々
そんな生き様の足場の上に
現代社会も現代人もあるのだから
人は過去も未来も切り離して
今だけを生きる事は出来ないのよ

未来の空想科学フィクションは
近頃世紀末のような恐ろしい話ばかりで
社会が希望を失って
狂いかけているもの
それがもし
過去の空想推理フィクションから
現代人が
未来に明るい希望を持って進む
道のヒントが得られたら
これは結構大事な仕事になるわね
絶対私達も付いて行くから」

だいだいが意外と真面目な顔で
ジャッキーと養子に向かって言った
ジャッキーの道は
過去をたどる道ではあるが
未来を探る道でもあるのだ
都会の人口過密や
マネーゲームに狂った社会に
もう飽き飽きするほど付き合ってきた
疲れを感じる気持ちは
二人にも
養子と共通する思いがあった

キャンピングカーの
中段に板を置いて
天井裏に二人が寝て
下のソファーをベッドに広げて
二人が寝て
結局だいだいとちゃは
べったり
養子とジャッキーの旅に
同行して行くと
宣言した

だいだいとちゃの二人が乗ってきた
日産フェアレデイーZの白い車は
ちゃがハンドルを握って
ピタリとキャンピングカーの
後ろを付いて走る事になった

ちゃとだいだいは
警察に捜索願を出して
マツカゲジョークタクシー
つまりジャッキーの職場の社長から
ジャッキーの住所を聞き出して
ちょうど二人が
キャンピングカーで
アパートを
出発する所から追ってきていたのだった

ちゃが一枚のメモを取り出した
養子の本当のお父さん方の
親戚が住んでいるという
住所と名前だった

「福井県 高浜町 長島」
と書かれていた

「行って見ましょう
レッツゴー」

だいだいがジャッキーの助手席に座り込んで
張り切って言った

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